先日、現役東大生にインタビューさせていただきました。
インタビューに応じてくれたのは教養学部3年で、応援部でチアリーダーも務める吉田莉々さん。
彼女は埼玉県の私立、昌平高校(偏差値は60前後)出身。彼女の高校では毎年東大が1人か2人出る程度だそう。なんと高校3年時に、東大に現役合格したのは彼女のみだそうです。
「東大を目指そうと思う人がそもそも少ない」
そう話す環境の中で
・なぜ東大を目指そうと思ったのか?
・東大を受験してみて一番大変だったことは?
・非進学校出身者ならではのエピソードは?
今回はそんな吉田さんにインタビューした内容をお伝えします。
なぜ、東大を目指そうと思ったのか?
スマートスタディスタッフ(以下:スマ)「こんにちは!早速なんですけど、そもそもなぜ東大を目指そうと思ったんですか?」
吉田さん「どうせならトップの大学を目指そう、そう思ってました。最初からトップを目指しておけば、どっかしらには引っかかるだろうなって思って。なので、これがきっかけだったっていうのはないですね。」
スマ「そうだったんですね!ちなみにいつ頃から東大に行こうって思ってたんですか?」
吉田さん「中高一貫だったんですけど、中3の卒業するタイミングで『高校も頑張ります』的なこと言うじゃないですか。そこで私、みんなの前で『東大行きます!』って宣言したんですよね。笑
だから引くに引けなくなってというか。笑」
スマ「周囲からの反応はどうだったんですか?笑」
吉田さん「東大生って元から成績良かったりする人多いじゃないですか。私も割と成績自体は良かったので、周囲から『絶対無理だろー』とか言われることはなかったです」
スマ「流石ですね!そこから東大に向けて勉強を始めていったと思うんですけど、東大に対するイメージってどんな感じでしたか?思ったより難しかった、とか。」
東大受験をしてみて思ったことは?
吉田さん「なんだろう、もちろんスゲえ!って思うこともありましたけど、『意外とこんなもんなんだな』って思う部分もありました。『東大レベルでもこんな基礎的なこと聞いてくるのね』みたいな。」
吉田さん「あとは、地方とかそういう人ってコツコツやって受かる、っていう人が多い印象があって。実際、大学に入っても地方でコツコツ頑張ってた人が良い成績取って良い学部に進学できてるイメージがありますね。人間的に魅力的な人も多い印象です。笑」
スマ「僕みたいに野球にのめりこんで良い学部に行けなかったタイプもいますけどね。笑」
吉田さん「笑」
非進学校から東大へ!何が一番大変だったのか?
スマ「吉田さんは高校から唯一の現役合格とのことだったと思うんですけど、非進学校ならではの苦労っていうのはありましたか?」
吉田さん「先生ゲーなところですかね。私の場合、先生にめちゃめちゃ添削してもらったり、そういう先生に見てもらえたっていうのが大きいと思います。面倒見の良い先生に当たればいいですけど、そうじゃない放置タイプの先生だと、ノウハウもないですし、受験に必要なテクニック的な部分とかも教えてもらえないんで、凄く大変そうだなって印象です。」
スマ「先生によって差がある、ですね。特に地方だと尚更な印象はありますね。塾とかも限られているというか。」
吉田さん「東大生になって、逆にみんなと違うルートで来たんだなって気づくっていう。『※鉄緑会』も東大生になってから知りました。」
※鉄緑会…東京・大阪の都市圏で展開する塾の名称。開成・灘・麻布など、一流進学校の生徒が多く通う。
スマ「実際、周囲に東大受ける人がいないとそうなりますよね。逆に聞いてみたいんですけど、東大生になった今の自分が、昔の自分に勉強面で何か伝えるなら、何を伝えたいですか?こういう風だったらな〜って言うのでもいいです!」
吉田さん「周りに東大生がもっと欲しかったなって思います。高校にもチューターで東大生が来てたこともあったんですけど、来る人も少ないですし、来る頻度も少なかったので。もっとノウハウとかテクニックとかそういうアドバイスが気軽に聞ける環境だったらなあっていうのはあります。
特に世界史とかの解答とか酷かったと思いますよ。笑
手探りで解いてた感覚です。
鉄緑会のちゃんとした解答を見てびっくりしたのを覚えてます。
そういう具体的なものじゃなくても、『当日の教室は寒いからね』とかそういうのを聞けるだけでもっと安心して受けられたというか。」
スマ「東大生に気軽に聞ける環境、僕らみたいな出身の人だとなかなかないですよね。僕もそういった生徒の力になれるようにもっと頑張っていこうと思います。本日はお忙しいところわざわざありがとうございました!」
吉田さん「ありがとうございました。」

インタビューをして思ったこと
吉田さんとインタビューをしてみて感じたことはやはり
東大を目指すにあたって、東大生に気軽に聞ける環境というのはやはり重要だなということです。
学校の先生や塾の先生が教えてくださることももちろん多いですが、それだけでは学べない「受験生のリアル」は存在します。
しかも、そういうのが意外と大きな差になったりするものです。
なので、私たちは地方や非進学校でも、東大に当たり前に受かる。
そんな環境を作っていきたいと思っています。
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